[第5回]借金バンザイ! 小堺桂悦郎著

今回この本を掲載した理由:ビジネスを経営する場合に、多くの人が陥ることは“お金”にまつわることがほとんどだからです。おカネに困った時どうすればよいか?その時に、参考にする一冊です。

どうして今回この本を選んだか?
まずは、既に掲載した書籍をご覧ください。
最初に乗せた「ドラッカーの現代の経営」最初は書棚に積んでおくだけかもしれませんが、経営に携わっている限り、経営の原理原則として常に必要とするものです。
次の「ナニワの金融道」はビジネスに必要不可欠なお金の裏の話です。作者が本のタイトルを「踏み越えてしまった人々」にしたかったと言っています。つまり、おカネとの向き合い方を間違うと、こんなことにまで行ってしまいますよということです。踏み越えないようにするためには、どこで踏みとどまればよいのか?それを考えるためにはいい教科書だと思って掲載しました。ビジネスを始めるにあたって、夢と落とし穴の両方を理解する必要があるからです。
次は、「神話のマネジメントですね。
実際にビジネスを運営していくそれぞれの段階で、起こることに対する予測と対処法として、参考になる本です。
その次に、「ブルーオーシャン戦略」を掲載しました。これは夢を見つけるためのノウハウを書いています。
どうでしょうか?ワクワク面と辛い面を交互に掲載しました。

そこで今回、この本のご紹介です。
これは実際に経営をしていく日々の現場で会社のお金について、どうしたらよいか解らないことが起こった時に、直ぐに役立ちます。
事前に目を通しておいて、作者の意図するところを理解しておくことをお薦めします。
お金を侮ったり、軽んじたり絶対してはいけません。お金にはあなたの考えていることそのものが乗り移って結果に現れます。ビジネス上のお金には特に、事前にしておかなければならない事、心がけなければならないことがあります。
この本には、個人事業主でも役立つように、元銀行員で資金繰りコンサルタントの作者が、現場に即して書いています。
 
こんなデータがあります。法人申告の75%が赤字申告(国税庁調べ)。日本の企業の数は約380万社だと思います。その75%です。おカネに窮している企業が多いことが容易に想像されます。「みんなもやっているから」ともし思われておられるなら、それはあなたの周りに75%の困った方々がいるからみんなが同じ状態に見えるのです。バブル経済以前の日本企業は赤字申告が50%を切っていたんです。
バブル期の右肩上がり時代の考えが残っているのでは・・・。と考えさせられます。
本来企業は赤字であってはいけないのです。でも、そういう状態になっている場合は、社長は必死にその状態を切り抜けなければいけません。
この本は多くの社長のお役に立つのではと私が思った理由をお解りいただけることと思います。

この本の概要を申し上げます。
   ・「自転車操業とはどんな状態のこと?」
   ・貸す側が考えていることはどういうこと?
   ・貸す側の考えていることを知ったうえで、
実際借りる場合の心しておかなければならないことはどんなこと?
   ・いよいよの時、自転車操業の裏ワザは?
   ・借りるために準備をしなければならないことは?
といったことが記されています。
中小零細企業の方は是非、この一冊を座右に置いておかれることをお薦めします。 

借金バンザイ!―税理士は教えてくれない!「自転車操業」の極意

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