[第4回]ブルーオーシャン戦略 W・チャン・キム+レネ・モボルニュ

ビジネスに携わっている人すべての必読の書。
この視点を持たないとこれからの時代は完全に取り残される。

 事業運営は、未来の成功が100%保障されていると言うことは、ありえない。
 今から事業を起こそうとしている人でも、既に起業している人でも先のことについては、不安を感じているものである。特に不確実性の時代と言われる現代ではなおさらである。既存の世界では過当競争が激しく熾烈である。もっとビジネスを楽しみ、商売を楽しむことはできないだろうかと考えてしまいます。
 こんな時、是非手に取ってみていただきたい本がこれなのです。

 書評の4冊目にこの本を挙げたのは、これから起業する人も既に起業している人も、またサラリーマンの方も、ビジネスに携わっている方全ての方が傍らに置いて参考にしながらビジネス構築をするべきだと思うからです。

 ある日本におけるデータによると「企業の10年後の生存率は5%」「法人申告の75%は赤字申告」といいます。
 これは、賞味期限が過ぎたにもかかわらず、既存の市場にしがみついて、血みどろの戦いをしていることを意味するのではないでしょうか?
ここから抜け出せたらと思うのは、誰しも同じではないでしょうか?どうしたらよいだろうか?と常に考えているのにそんな簡単にできるものではないだろう!と絶叫したくなりますね。そこでこの本の登場です。

既存の市場が血みどろの戦いをしているレッドオーシャンだとすれば、マイペースで悠々と事業を行える市場がブルーオーシャンだと言うのです。そのブルーオーシャンの見つけ方、リノベーションの仕方を書いております。
 本書はブルー・オーシャン戦略を体系的に構築し、すぐに実行できるように記されています。
 リサーチ等に時間は要しますが、手順を踏めば、相当の確率の高い戦略を作ることが出来ます。
 具体的な手法については、本書に譲ります。が1つこの著者の言を強調しておきます。
ブルー・オーシャンレッド・オーシャンの外にあるのではなく、内に生まれている」
 普段、私たちが今一生懸命にしている仕事は充分にリノベーションできる要素があると言うことです。
 つまり、冒頭で申し上げた賞味期限が過ぎたと思われるものでも、この方法を使えば、充分にブルー・オーシャンにたどり着けると言うことを意味しています。
 更に、利用するツール類はシンプルです。
 目新しく、中心的なものは「戦略キャンバス」というものです。
 これらはどんなビジネスにも直ぐに役立つ。使いこなすと大変便利なものとなるでしょう。

 本書は15年以上に及ぶ研究、100年以上も前からのデータ分析、ハーバードビジネス・レビュー誌寄稿論文、その他学術論文、ヨーロッパ・アメリカ・アジアの企業で何年にもわたった実地検証改良の集大性である。信頼して、参考にされることをお薦めします。

  具体的な策定プロセス図は会員サイトに載せてあります。会員登録の上、ダウンロードして参考にしてください。

[新版]ブルー・オーシャン戦略―――競争のない世界を創造する (Harvard Business Review Press)

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