―人生100年時代の到来―

ここは「LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略」リンダ・グラットン/アンドリュー・スコット著に基づいてお話する。この本の内容については、書評のコーナーをご参照いただきたい。

今後の平均寿命の予測

2007年生の50%が 104才
1997年生の50%が 101才~102才
1987年生の50%が 98才~100才
1977年生の50%が 95才~ 98才
1967年生の50%が 92才~ 96才
1957年生の50%が 89才~ 94才
1947年生の50%が 86才~ 91才

とされている。あなたはどの辺にあたるだろうか?

自らのライフプランを考える場合の目安としてイメージしやすくするために以下の設定で解説する。

1945年生 (2018年現在 73才) ジャック
1971年生 (同上      47才) ジミー
1998年生 (同上      20才) ジェーン

上記の三人のライフステージを考えると

ジャックは 3ステージの人生世代
ジミーは 3ステージが軋む世代
ジェーンは 3ステージの人生は壊れる

と本書では想定している。(3ステージ:教育→仕事→引退のライフステージのこと)

私の場合ちょうどジャック世代だが、既に3ステージではフルフィリングライフ(充足人生)を過ごせないと実感している。
あなたも上記のデータを参考に今のうちに思いを馳せてみてはどうだろうか?

私がここで強調したい事はこのことを前提に、起業家としての100年人生を考えようと言うことである。

―起業家の100年時代―

教育→仕事→セカンドビジネス→引退

起業家の100年時代は 4ステージの実現 が相応しいフルフィリングライフと考えるがどうだろうか?

『何かを成し遂げるにはあまりに短く、何もせずに過ごすのに人生はあまりにも長い』ニーチェ

2018年の現在でも、70代の過ごし方が重要だと思う。
従来のステージに従っていて、引退して時間をもて余しているか、あるいは従来のビジネスにずっと携わる(つまり仕事ステージの延長する)ことに固執している事が窺える。
  
それよりも、セカンドビジネスを構築して、70代を華麗に生きるというのはどうだろうか?
ドラッカーが次のように提唱している。

「40才を過ぎたあたりで、第二の人生を準備しなさい」
ビジネス人生を前半生と後半生に分けて考える。
そして、5年間のハーフタイムを設ける。
前半生と後半生が並走する5年間をつくる。
そして前半で得た武器を、後半で活用するための準備をする。

もう既にそういう考え方をしてこなかった私達には、ハーフタイムの設定時期をドラッカーの提唱通りに40才を過ぎたあたりに設定と言う訳にはいかない。

この様な方向に進むために今直ぐなすべきことは、現経営会社を“持続可能&売却可能”な状態にする。
つまり、“開業→スケールアップ→売却” という起業家のサイクルを完成させることである。
その上でハーフタイムを創るのである。
ハーフタイムの期間に後半生のビジネス構築を模索する。
ビジネスモデルは70代でも楽々できることを前提に構築模索する。
“シンプル&ライト&持続可能&売却可能”なビジネスを構築するのである。

60代70代は連れ合いさんと旅行三昧ができる状態が、理想的な起業家のビジネス人生と考えている。
家庭が安定していなければ、良いビジネスはできないと言うのが私の信念である。
エフピープレスのコアバリュー(価値観)として“家族優先”を加えているのはそのためである。

企業は起業家個人の財産とは考えない。
経済性を追求する手段と割り切る。
したがって売却可能なものと定義をしている。

最後にもう一度繰り返すが、起業家としてこのようなフルフィリングライフを手に入れるためになすべきこと。それは次の二つのことである。

  • 現ビジネスを持続可能&売却可能なビジネスにすること
  • ハーフタイムを設けて、後半生用のビジネス構築を模索すること

その為にはどうすればよいかは、ビジネス構築オアシスのコーナーをご参照いただきたい。
上記二つのテーマについて、詳細に述べていきたい。
「本当の自由をもたらすのはビジネスの成功にある」とは某著名なコンサルタントの先生の言である。
折角起業家となったからにはそうありたい。

スモールビジネスの社長よ 100年時代を華麗に生きようではないか!